そんなこんなで今日も行く

弁護士のブログです。主に業務で購入した書籍の紹介をすると思います。

死亡時医学検索

 本日の弁護士会での講習。
 『チーム・バチスタの栄光』などの著者である海堂尊先生と、千葉大学の山本先生がオートプシーイメージングについての講義のため、弁護士会館にまで来てくださりました。
 オートプシーイメージングは死語、遺体をCTやMRIで画像に撮り遺体に対する画像診断を行うことを指すとのことです。
 死亡時医学検索とは今回の講演のタイトルであり、人が亡くなったときの死因究明のこと。本日の講演では、従来の20世紀型死亡時医学検索は、非侵襲的死亡時医学検索の検案と、侵襲的死亡時医学検索である剖検という流れだったところを、検案の後にオートプシーイメージングという侵襲的死亡時医学検索を入れる21世紀型の死亡時医学検索を推奨されていました。ちなみに、この場合、AIが主で、剖検が補助という関係に立つのだそうです。
 実に興味深い講演でした。
 詳しいことは近いうち別に日記で書こうと思います。
 今日の講演会場前では海堂先生の「死因不明社会」が売り出されていたので、購入しておりますため、これを読んでから本日の講演の話と交えて書いていきたいと思っているのです。
 んで、医療訴訟に絡む講演であるので出席したという側面はもちろんありますが、純粋にファンという立場でも今日の講演に行っておりましたので、講演終了後、本日購入の「死因不明社会」にサインをもらってしまいました^^いやあうれしかったなあ^^