2008-01-01から1年間の記事一覧
本日は早めに事務所に出て、弁護士会の研修に行ってきました。 今日の研修は医療訴訟に関する研修です。 まあ、今期は医療訴訟に関する研修にしか行っていないのですが^^ 本日はカルテから読みとる患者情報、臨床検査の味方(2回目)で内科医の先生が講義…
昨日の続きです。 高知地方裁判所平成2年1月23日判決をもとにした問題。 会社での経営方針や、人間関係など様々な事情からこのまま会社には居られないと思い、退職した取締役が、前の会社と競業する会社に移り、または自己で競業する会社を立ち上げた場…
競業避止義務とは、会社の取締役が・執行役が「自己又は第三者のため、会社の事業の部類に属する取引」を行うには取締役会(非取締役会設置会社の場合は株主総会)の承認を得なければならないという義務を指します(会社法356条)。 競業が問題となる場面…
少々前の話ですが、自分で作成した和解条項案で登記権利者の単独登記申請ができるようになるのかを確認するため、法務局へ行ってきました。 やたら混んでいて、相談窓口での相談まではまだまだ何人か待たなければならない様子。しょうがないので、番号札をも…
さて今日は解答編です。 ここで問題のおさらいを致します(ちなみに若干表現に変更があります)。 Aは多数の人間に対し、自己の資金で、年利15%で金銭の貸付をしていた。そのためAは周囲の人間から「金貸し」と見られていた。 AはBに対し、8年前、金…
昨日書いた問題ですが、ちょっと不親切でしたので修正。 Aは不特定多数の人間に対し、自己の資金で、年利15%で金銭の貸付をしている。そのためAは周囲の人間から「金貸し」と見られていた。 AはBに対し、8年前、金銭を貸し付けていたことを思い出し…
今日は民事債権と商事債権について。 前者が民法上の債権であり、後者が商法上の債権。後者は、営利性迅速性の観点から、民法上の債権と扱いが異なるところがあります。 たとえば法定利息。民事債権では、利息を付すべき債権でありながら特段利息について定…
仕事と関係はないですが、久しぶりに法律ネタ。 無過失推定の問題で、取得時効(民法162条。ここでは2項が問題)と即時取得(民法192条)で混乱してしまった方から質問があったのでひさしぶりに考えてみました。 取得時効についてはわざわざ解説の必…
この話題はこれまで避けていましたが、結果が出たようですので。 日本弁護士連合会の会長選挙。投票は、本日午前10時から午後4時まで。 郵便投票申し込み期間経過後になって、いろいろと予定が入ってしまったので、私は今年の選挙は行けないかもなあと思…
今日の午後、少し離れた支部裁判所まで行って参りました。 出張というほど遠いイメージもないけれど、電車で行くと結構かかるところです。 その支部裁判所ですが、最短距離を通るならば公園の中を通らなければならないというなかなか変わったルートにあるた…
本日の午後のことですが、食事をするために自転車に乗って近場のイタリアンレストランに向かっておりました。 その道中には交番があるのですが、タクシーで家に帰るとき、ここの交番の名前を言えば一発でわかってもらえるようなので(いつも「ああ、●●交番の…
あんまり仕事とは直接関係はないのですが、最近公益法人三法について少し勉強しております。 従来民法の法人規定は、実質上公益法人に関する規定とされていました。 しかし今回の改正で、法人規定の一部が削除される代わりに、民法の規定は営利法人(会社)…
本日は仕事始め。 休みですっかりゆるんでいた生活態度をたたき直さないと、と思いつつ出勤。 とはいえ、さすがに休み明けですので、今日はそれほど差し迫った仕事もなく、比較的のんびりと落ち着いた一日でした^^ 仕事終了後、飲んで帰ってきました。 軽…
あけましておめでとうございます。 今日の朝まで実家にいたのですが、東京のマンションに戻ってきました。 本日は当番待機日ですので、一定時間東京で待機しておらねばなりません。 待機中は別に何もする必要はないので、のんびりと掃除やパソコンのデータ整…